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DXとIT化の違いや関係性とは?DX推進の成功ポイントを徹底解説

DXを検討している企業様のなかには「具体的にどのようなものかわからない」「IT化との違いが分からない」という方もいるのではないでしょうか。DX化はデジタル技術の運用によって、サービスや製品、ビジネスモデルなどを変革することを指し、IT化はその手段のことです。この記事ではDXやITの概念やDXとITの相互関係、DX化によるメリット、成功に導くポイントなどをご紹介します。DX化によるおすすめのツールもご紹介しているため、この記事を読んで参考にしてください。

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DXやIT化とはいったい何のこと?

DXとは、「Digital Transformation(デジタルトランスフォーメーション)」の略称です。英語圏では「Trans=X」で表すことから、DTではなく「DX」と表記されています。元々はスウェーデンの大学教授であるエリック・ストルターマン氏が提唱した概念ですが、現在のビジネスシーンではより具体的に定義されている傾向です。

ここでは、DXが推進される理由やDXの2つの定義、IT化の定義について解説します。

DXを推進する理由

従来は、「デジタル技術によって人々の生活を、良い方向に変化させる」という概念でしたが、現在は主にビジネスシーンで使われています。理由として、「2025年の崖」と呼ばれている経済産業省が発表した試算が挙げられるでしょう。

この試算によれば、「DXが推進できなければ2025年から2030年までの間に、年間最大12兆円の経済損失が生じる可能性がある」とされています。

このことから、巨額な経済損失を防ぐために、企業は競争優位性確立を目的としたDXをスピーディーに進めていくことが求められるでしょう。具体的な対策は、「競争力の維持・強化」「既存システム(レガシーシステム)の改修」「BCP(事業継続計画)の強化」などです。

DXの2つの定義

本来DXは「IT技術を活用することによって社会を変革していくこと」です。これは、「広義のDX」と呼ばれています。この概念を簡単に言い換えると、「IT技術の浸透によって人々の生活をより良くする」ということです。

一方ビジネスシーンで使われている「狭義のDX」は、「企業活動においてIT技術を有効活用し、業務の効率化や最適化を図っていくことで企業風土や文化を変革していくこと」を指します。

すなわち、「狭義のDX」は、IT技術を駆使して社会環境の変化に対応し、組織自体もより良い方向に変革していくことを目的としているのです。この記事で以後解説する「DX」は、企業風土や文化を変革していく「狭義のDX」となります。

IT化について

DXと混同しやすい言葉として、「IT化」が挙げられます。ITとは、「Information Technology(インフォメーションテクノロジー)」の略称であり、コンピューターやネットワーク技術の総称です。

IT化は「属人化している業務をIT技術で処理していくこと」と定義されています。すなわち、アナログで作業していた業務をITに置き換えて、業務を効率化・最適化することです。その結果として、生産性が向上し、企業の成長に繋げることを最終目的としています。

IT活用だけではDXではない?ありがちな誤ったイメージ

DXの言葉は浸透しつつありますが、意味を抽象的に捉えているケースも少なくありません。なかには、「IT化=DX」と混同してしまう企業経営者の方もいるでしょう。そのため、DXを推進していると思っても実はDXでなかったというケースが発生することもあります。
例えば、「紙ベースのデータを電子化したのみ」「システム開発を丸投げしたのみ」「部門を立ち上げたのみ」などです。

これらの例は、IT化ではありません。ITを活用しきれずにかえってコストや手間がかかってしまうケースとも言えるでしょう。データの一元管理や共有、競争優位性を高めるなど、ITの活用による本来のDXを実施していないためです。

DXとITの相互関係

ITの活用はDXではありませんが、IT化とDXは全くの無関係ということでもありません。DXを図るための手段として、ITの活用も必要となるためです。

その理由を理解するためにも、まずはDXとITの相互関係を把握しておきましょう。ここでは、ITとDXとの目的と手段の関係性や、DXとIT化の変化の違いについて解説します。

目的と手段の関係性


IT化は、アナログ主体の業務のデジタル化によって作業の効率化を図ることを目的とし、DXはそれを手段として活用します。DXは、IT技術を有効活用して業務の効率化・最適化を図り、企業風土を変革して競争優位性を高めるのです。

すなわち、DXは企業風土を変革して競争優位性を高めるために、作業の効率化を図ることを目的としているITを手段として活用することを指します。

DXとIT化の変化の違い

広く見ればDXとIT化は同じ意味とも捉えられますが、「変化」という点で異なると言えるでしょう。

具体的な変化として、DXは「質的変化」、IT化は「量的変化」が挙げられます。DXは「デジタル技術を活用して接客方法を根本的に変える」など、プロセスを変化させる点が特徴です。このようにDXは、会社全体に関わるような抜根的な変化となります。一方、IT化は従来のプロセスの生産性を向上させるため、変化の仕方の分かりやすい点が特徴です。

DXは、デジタル技術を活用して製品・サービスやビジネスモデルに変革を目指す「目的」となります。対して、IT化は従来の業務プロセスの効率化を目指す「手段」と捉えられるでしょう。経済産業省「DX推進ガイドライン」にもあるように、IT化やデジタル化の浸透は、ビジネスを始め人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化(フォーメーション)させます。従って、DXを推進するにあたってデジタル化やIT活用は重要であると言えます。

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DXを推進する企業のメリット

「DXの意味は分かったけれど、推進するメリットは何か」と疑問に感じる方もいるのではないでしょうか。DX推進の最大のメリットは、ITを活用したデジタル化による業務の生産性や正確性の向上や、ヒューマンエラーへの抑制、最終的には人件費の削減にも期待できることです。ここでは、ITを活用したDXの具体的なメリットについて、5点ご紹介します。

労働力不足の解消

少子高齢化が進んでいる日本社会では、労働力不足が問題となっています。今まで時間と手間がかかっていた業務を効率的に消化できれば、労働力不足の解消につながるでしょう。

例えば、頭数が必要だった帳票入力やサポート業務などを自動化できれば、システム化だけでは対応しきれない頭脳労働に人員を充てられるようになります。

コスト削減

業務をIT化していく場合、通常では業務プロセスや作業フローを可視化して分析を行い、自動化できるポイントや最適な方法を割り出してからシステムを導入します。

業務における「無理・無駄・ムラ」を削減したり、経費の見直しができたりが可能になるため、結果としてコスト削減につながります。

働き方改革の実現

システム導入によって一部の業務が自動化すれば、働き方の見直しができます。帳票入力や生産管理、経費精算などの繰り返し行われるような業務を効率化することで、労働時間や労働環境の改善ができるでしょう。

また、クラウド上で管理するツールを導入すれば場所を問わず業務が遂行でき、リモートワークの導入も可能になります。このような改革ができるのも、DX推進によるメリットのひとつです。

BCP(事業継続計画)対策

BCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)とは、不測の事態が発生した場合でも企業活動を継続できるようにすることです。日本は地震や豪雨などの自然災害が多く、さらには感染症の流行などによって企業の存続が危ぶまれるリスクに常に直面しています。リモートワークが可能な環境であれば、万が一公共交通機関が機能していない状況下でも業務の遂行や事業の継続ができます。

新しいビジネスの創造

DXは、単に業務を自動化したり、リモートワークを導入したりするだけではなく、これらを通じて新しいビジネスモデルやサービスの構築を実現します。これは、DXの目的が「新しいサービスや製品、企業風土の変革をしていくこと」によるものです。

DX化によって市場や消費者行動に柔軟な対応ができるうえ、効率的なマーケティングが可能となります。その結果、新たなサービスやビジネスモデルの開発ができるようになるでしょう。

ITを活用したDXを成功させるポイント

DXの推進でデジタル部門を設置するなどの取り組みが見られますが、多くの企業で実際のビジネス変革につながっていない点が課題となっています。ここでは、「経営者のコミットメント」や「IT人材の育成」、「システムの構築」これら3点の課題解決へ導くポイントについてご紹介します。各ポイントを押さえて自社が抱えている課題を今一度見直し、DXを成功させましょう。

経営者のコミットメント

DXの推進には、各部署の協力と経営者のコミットメント(責任)が必要です。経営者はデジタル技術を活用したビジネスの変革の仕方について、経営戦略を立てる必要があります。

また、どのようにビジネスを変革するのかを明確化し、企業内組織の体制を形成します。DXの推進において、仕事の取り組み方、組織・人事、企業文化・風土などを変えることが必要です。経営者自らがこれらの変革に責任を持って取り組む必要があるため、リーダーシップと意思決定を求められるでしょう。

IT人材の育成

DX実行のためには、必要な人材の育成・確保が必要です。具体的には、DX推進部門におけるデジタル技術やデータ活用に精通した人材となります。その他、各事業部門において、業務内容とデジタルに詳しく、DXの取り組みをリードできる人材が挙げられるでしょう。

すなわちここで言う人材は、通常の業務内容とあわせて、デジタルで何ができるかを理解していなければなりません。なお人材の確保には、社外からの人材の獲得や社外との連携も含みます。

システムの構築

DXの推進のためには、各部署のITシステムを社内全体で統一する必要があります。各部署で異なるITシステムを利用していると、部署間でのスムーズなデータ連携ができないためです。

そのため外部のベンダーにシステム開発を依頼する、既存の外部システムを新しく活用する、自社でシステムを開発する、などの対策を講じてシステムの構築を行いましょう。最終的には、各部署におけるデータやデジタル技術を相互に連携できる全社的なITシステムを構築しておく必要があります。

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まとめ

アナログ主体の業務のデジタル化によって作業の効率化を図るIT化を活用して、DXは組織体制や企業文化の変革を行います。一部のみIT化するだけでは、DXは実現しません。データの一元管理や共有、競争優位性を高めるなど、デジタル技術を活用して根本的に運用方法を変えることがDXです。DXは一見、ハードルが高く感じるものの、適切なツールの導入と専任スタッフのサポートがあればスムーズに実行できます。DXツールの導入をご検討の担当者様は、TRYETINGまでお気軽にご相談ください。

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