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TECHNOLOGY

AIをExcelで活用できる?データ分析を効率化する方法とは

 

表計算ソフトウェアの代名詞である「Microsoft Excel」が2018年に大きくアップデートされ、機械学習をはじめとするAI技術を用いた機能の搭載が進められています。本記事では、Excelで使えるAI機能や、データ分析を効率化する具体的な手法について解説します。

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Microsoft 365へのAI導入が進んでいる


国内企業におけるAIの導入が進む中、日本マイクロソフト株式会社は2021年11月にMicrosoft 365へのAI導入を本格的にスタートしたことを同社のブログで発表しています。2018年にもExcelへの本格AI導入するリリースをしており、継続的にOffice製品にAI実装をしていることが伺えます。

Excelで使えるAI機能


MicrosoftのAI は、幅広い製品群を擁するMicrosoft Cloudをベースに提供されています。まずは、Excelで使えるAIを活用した代表的な機能を見ていきましょう。

Ideas

「Ideas」は、AIの機能を利用した分析情報サービスです。ユーザーは、Ideasを活用することで、MicrosoftのOfficeツールの全ての機能を活用できるようになります。Ideasを使用すると、作業中のタスクに合った候補を先回りして表示してくれます。

New data types

「New data types」は、セルに入っている情報をキーにして情報を参照する機能を実現するものです。参照先として「Power BI」や「Power Query」で接続されたサーバなどを設定できるため、顧客名の入ったセルをキーにすると、顧客の連絡先や住所、現時点での売り上げ、社内の担当営業といった情報をマウス操作だけで手軽に参照できるようになります。

Insert Data from Picture

AIを活用した画像認識機能が「Insert Data from Picture」です。この機能では、画像を端末のカメラで撮影して取り込むと、Microsoftの画像認識機能が表組み部分を検出し、表組みデータとして取り込みます。また、取り込んだデータは自動でExcelシート上に情報を入力することもできます。

Dynamic arrays

複数の値を返す「Dynamic arrays」は、高度な数式をより使いやすくするための機能です。Dynamic Arraysに対応した数式はAIが自動で配列を理解し、配列からユーザーが求めている値を複数導き出し、「複数の値」として配列を返すことができます。また、「FILTER」「UNIQUE」「SORT」「SORTBY」「SEQUENCE」「SINGLE」「RANDARRAY」といった並び替え用の数式も「Dynamic arrays」から利用できるため、これまで以上に簡単にExcelシートを構築できます。

AIは何に活用できる?


AIはすでにさまざまな分野で取り入れられ、活用されています。ここでは、ビジネスシーンにおけるAIの活用事例を紹介します。

データ分析・活用

AIは大量のデータに対し、高度な推論を的確に行うことができます。分析されたデータは、業務効率化やデジタルマーケティング、さらには人事などといった企業内業務にも活用されています。

需要予測

蓄積された過去のデータを元に将来の需要を予測することもAIができることのひとつです。従来の需要予測では、担当者の経験や感覚を元にした予測が多く、予測精度のバラつきや業務の属人化によるリスクが懸念されていました。一方、AIに需要予測を任せることで、これまで以上に高精度な需要予測を行えます。

在庫管理

AIによる在庫管理では、過去の売上・顧客属性・需要変化などを、データとして分析します。これによって従来の在庫管理よりも正確な需要予測が実現し、余剰在庫・滞留在庫・在庫不足を防ぐことができるようになります。

製造条件の最適化

製造業の現場では、しばしば熟練作業者の経験を頼りにきめ細かいコントロールで機械や炉などの管理を行うシーンがあります。製造条件やプロセスをAIが分析し最適化をすることで、業務効率化や省人化に繋がります。

画像処理・分析

表示された画像に対し、映っているものの認識や判断を行う画像処理・分析もAIが得意とするジャンルです。特に顔認証は年々精度が高まっており、斜めを向いた状態や、サングラスを着用した顔でも認証ができるものもあります。また、画像認識AIでは静止画だけではなく、動画でも能力を発揮することができるため、監視カメラなどでの活用も期待されています。

異常検知

AIに正常時のデータを学習させることで、AIがデータの特徴を抽出し、正常のパターンとは異なる動きをしたときに発見・通知することもできます。人間では認識できない異常を検知することで、ゼロダウンタイムの実現に貢献します。

チャットボット

チャットボットによるカスタマーサービスにAIを組み込めば、顧客からの問い合わせ内容をAIが認識し、自動で返答することもできます。電話での問い合わせ数を減らし、コールセンターの負担や問い合わせにかかる時間を短縮できます。

業務プロセスの自動化

今までシステム化を見送られてきた手入力や、目視で確認していた業務プロセスを、AIに置き換えて自動化することで、品質を落とすことなく、人的工数や作業量の削減を実現できます。

ExcelのAI機能では実装できないシステムもある


ExcelでもAIを活用することはできるものの、それだけでは実装できないシステムも多いのが現状です。Excelはあくまでも表計算ソフトであり、汎用的な計算式を使ってシートが作成できる反面、業務に合わせたシートを1からつくる必要があります。また、データが入れば入るほど立ち上げや編集に時間がかかるため、Excelに頼り切らず、業務に合わせたシステムを使用することも大切です。

より効果的にAIを活用したいなら専門のAIシステムを構築しよう


より効果的にAIを活用したい場合には、専門のAIシステムを構築すると良いでしょう。ここからは、専門のAIシステムを構築するメリットについて説明します。

自社のビジネスにマッチしたシステムを構築・運用できる

AIプラットフォームを活用してシステムを構築することで、自社のビジネスモデルにマッチしたシステムを構築・運用することができます。

労働生産性が向上する

単純作業や定型作業をAIに置き換えて自動化することで、労働力不足を解消するとともに、労働生産性を向上することが可能です。どれだけ単純な作業でも、人が行う限り、ヒューマンエラーをなくすことはできません。それに対して、AIを搭載した機械にそれらの作業を代替した場合、確実にミスを減らせるため、実質的な労働生産性の向上につながるのです。

顧客満足度の向上につながる

通常、カスタマーサポートは毎日多くの問い合わせに個別対応しなければならず、問い合わせから回答までに多くの時間を要します。その結果、商品の購入を検討している顧客がすぐに疑問点を解決できず、回答を待つ前に離脱してしまうことも少なくありません。

その点、AIがオペレーターの業務を支援することができれば、問い合わせ業務を大幅に効率化できます。顧客も自分の投げかけに対し、すぐに欲しい回答を得られるため、結果的に顧客満足度を大きく高めることができるのです。

新しいビジネスの創造・既存ビジネスの改善につながる

AIの市場規模は年々拡大しており、あらゆる業界でAIが取り入れられたビジネスが展開されています。富士キメラ総研の調査では、2018年には5,000億円だったAIの国内ビジネス市場規模が、2020年には1兆円、2030年には2兆円を超えることが予想されています。AIビジネスの市場は、今後の成長にも期待できる分野です。早期にAIを活用したビジネスアイデアを打ち出すことができれば、新ビジネスの創出や既存ビジネスの改善にも役立つことでしょう。

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AIシステムとExcelを併用するのもおすすめ

AIシステムとExcelを併用する方法もあります。AIシステムにはシステム化しなければできないことを、ExcelにはExcelでできることを任せることで、Excelをデータベースとして活用し、双方を連携してシステム運用することができます。

自社のニーズにマッチしたAIシステムを構築するならUMWELT

自社のニーズにマッチしたAIシステムを構築したい場合におすすめなのが、TRYETINGの「UMWELT」です。主な特徴を説明します。

目的に応じて最適なアルゴリズムを選択できる

UMWELT最大のポイントは、豊富なアルゴリズムを持っている点です。自社の目的に応じて最適なアルゴリズムを選択できるため、幅広い業種で活用できます。

Excelをデータベース代わりに使用できる

UMWELTは各部署・個人ごとでバラバラになっているデータを統合し、自動分析することができます。また、元となるデータは、Excelのまま投入可能であるため、一連のデータハンドリング・AIモデリングまでをひと続きに実現できます。

既存システムにもAIを実装できる

UMWELTは、APIを介して他のシステムと連携可能です。そのため、既存システムを変更することなく、AI機能を追加することができます。

まとめ

AIを導入することによって、多くの現場で作業効率の向上や労働力不足の解消ができます。昨今のExcelにもAIは搭載はされていますが、より本格的なデータ分析や業務効率化を図る場合は専用のシステムを導入することをおすすめします。社内に眠るExcelデータを取り込んでデータ資産に変えたいと考えているDX・ICT担当者様は、UMWELTの導入を是非ご検討下さい。

参照文献

Meet Context IQ—A new way to collaborate in a hyperconnected business|マイクロソフト社公式ブログ(2021年)
https://cloudblogs.microsoft.com/dynamics365/bdm/2021/11/02/meet-context-iq-a-new-way-to-collaborate-in-a-hyperconnected-business/

Bringing AI to Excel—4 new features announced today at Ignite|マイクロソフト社公式ブログ(2018年)

Bringing AI to Excel—4 new features announced today at Ignite

2019 人工知能ビジネス総調査|富士キメラ総研
https://www.fuji-keizai.co.jp/press/detail.html?cid=19039

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