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AIが進化しても残る仕事7選|AIに奪われる仕事も紹介

 

AI技術の目覚ましい発展とともに、機械の知能が特定の分野で人間のスキル・能力を凌駕することも珍しくなくなってきました。そこで本記事では、なぜAIが人間の仕事を代替するとされているのかの背景や、AI発達後も残る可能性の高い仕事について解説していきます。

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AIの進化で人間の仕事がなくなるの?


AIの進化により、人間は機械に多くの仕事を代替するという見方が強まっています。2015年に野村総合研究所と英オックスフォード大学のマイケル A. オズボーン准教授・カール・ベネディクト・フレイ博士が発表した共同研究成果によると、「日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能になる」とされています。あくまでも研究結果の一例ですが、AIが人間の仕事を代替し得る根拠の1つとされています。

何故AIが仕事を代替できるのか

AIは人間に見られる集中力低下や体調不良の心配がありません。範囲は限られますが、繰り返し行うような仕事やデータを大量に処理するような業務は、AIに代替することで高い費用対効果を発揮します。

AIの知識を正しく身につけておく

デジタル化が進む現代社会においては、AIに対する関心と正しい知識が必要になります。今後、AIに置き換えられる職業が増えていくことは避けて通れない事実です。しかし、そのAIを活用していくのは私たち人間に他なりません。AI時代を生き抜くうえで、AIに関する知識を得るための時間を確保し、理解を深めることが最も重要となるでしょう。

AIが得意とする作業


これまで人間にしかできないと思われていた作業や処理を、AIも実行できる時代が訪れています。では、それらは具体的にはどんなものなのでしょうか。ここからはAIが得意とする作業を紹介していきます。

音声や画像を認識

AIは人間の音声を識別することができ、この技術は製品としてすでに確立されています。身近な例はGoogleアシスタントやSiriでしょう。これらには人間の声に反応して、その指示通りの動作を行うAIが実装されています。また、画像からパターンを認識して、何が映っているかを見極められる画像認識技術もあります。識別できるものは物体、人の顔、文字と多岐に渡り、実用化されているものでは顔認証システムがよく知られています。

自然言語処理

自然言語処理とは、人間の言語を機械で処理して内容を抽出することです。自然言語処理のプロセスから得られたデータが、やがてAIアシスタントや機械翻訳に活用されます。

定められたルールの判定

あらかじめ定められたルールの判定も、AIができることの一つです。ルールをプログラムとして組み込んでおけば、その範囲内において入力に準じた働きが自動で実現します。

データの数値化や分析

データに基づいた数値予測は、AIが最も得意とする分野です。人間では見つけることの難しいパターンや予測を発見できるだけではなく、リアルタイムに近い処理速度での分析を実行できます。

AIに代替される仕事


ここまでは、AIができることについて概要を見てきました。昨今のAI技術では、幅広い作業を人間に近い形で実行できることがお分かりいただけたかと思います。そこでここからは、前述した野村総合研究所らの研究結果から、記事の本題でもある「AIに代替される可能性が高い仕事」について見ていきます。

事務や数字を扱う仕事

書類やデータをメインに扱う単純作業はAIでまかなえるようになるため、一般事務員の仕事はAIに取って代わられる可能性が高いと言われています。今後、ペーパーレス社会の加速化も進むため、紙による注文の入力業務などはなくなっていくでしょう。

レジ打ちの仕事

自動レジが浸透していくことで顧客はセルフで買い物をできるようになり、レジ係が不要になります。実際に大手スーパーやコンビニエンスストアでは、人手不足解消のために無人レジを導入するケースが増えています。

機械を操作する仕事

機械に動作をあらかじめプログラムしておけば、コンピューターはその通りに動いてくれます。人の手がかかる部分が初期設定のみになることから、今後は機械を操作する仕事が減っていくかもしれません。

運転に関する仕事

自動車などにみられる自動運転技術の進展は日進月歩です。AIが人や物を探知して自動停止する技術や、道路を認識してハンドリングしてくれる技術も日々進化しており、一部の定められた地域・区間では、すでに自動運転の車両の走行が始まっています。

清掃や管理の仕事

家庭用全自動お掃除ロボット「ルンバ」をはじめとした、スマート家電が一般家庭にも浸透しています。AIプログラムにより、掃除や傷のチェックなど、さまざまな管理が機械で完結するため、清掃や保全管理の仕事は無くなっていく可能性が高いといえます。

警備や監視の仕事

警備員をはじめとする監視の仕事もなくなる可能性があるとされている職種の一つです。実際に、大手セキュリティ会社のアルソックやセコムでは、警備ロボットの運用や販売が進められており、今後は人による警備が減っていくと予想されます。

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AIより人間のほうが優れているスキルは?


AIは高次元のテクノロジーではあるものの、決して万能ではありません。そこに、今後残り続けていく仕事が何なのかというヒントが隠されています。ここからは、AIよりも人間のほうが優れているスキルについて紹介します。

イレギュラーな対応

プログラムやデータにないイレギュラーな対応は、AIができないことの一つです。ビジネスシーンにおける臨機応変な対応は状況や雰囲気、感情など複合的な条件を考慮した上に成り立ちます。特に、現在のテクノロジーでは人の気持ちや意図を汲んだ適切な対応は実現困難であり、人間のほうが対応力が高いことが分かっています。

備え持っている五感

人間は感覚器官で捉える刺激から膨大な情報を得ており、それを統合的に判断することは人間ならではの得意分野です。この面においては、機械よりも人間の方が能力が優れているといえるでしょう。

AIが進歩しても残る仕事は?

ここまで見てきた、人間が未だAIに優位性を持っている能力は、今後の人間の仕事でどんなものが残っていくかを示しています。ここからは、将来どんな仕事が人間に残されているのか見ていきます。

営業の仕事

営業職は顧客のニーズを引き出し商品を売る仕事です。顧客が納得し、自社の商品を購入してくれるまでのプロセスには、高度なコミュニケーション能力が求められます。また、営業に求められるのは、AIが苦手としている人間の心理や思いを読み取るスキルです。

介護の仕事

介護士に求められる心のこもった共感や励ましは、人しか再現できず、無機質な機械では決して代替することはできません。また、国内の高齢者人口もますます増える見込みであるため、今後の需要の観点からも安定した仕事であるといえます。

カウンセラー

仕事でもプライベートでも、人間の悩みはつきないものです。カウンセラーも営業や介護に共通する、人の感情に向き合う仕事であることにお気づきでしょうか。人の心には生身の人が寄り添うことが最善だと分かります。カウンセラーは今後もAIに置き換わることが難しい仕事の一つです。

コンサルタントやデータサイエンティスト

AIをどう使うかを考える頻度の高いITコンサルタントやデータサイエンティストは、AIが社会に浸透しているからこそ活躍の場がある仕事です。

医者や看護師

AIやロボットでは、患者の心身の状態まで察知した臨機応変な対応を取ることができません。特に、精神疾患の治療などはAIが苦手とする領域です。

教師や保育士

教師や保育士は子どもたちとコミュニケーションを取りつつ、それぞれの個性・適性まで考慮した臨機応変な指導が求められます。また、学力向上はもちろん、児童の人格形成にも大きく関わっていくため、AIに代替されにくいと言えるでしょう。

クリエイティブな仕事

現代のAI技術では、人間のように何もないところから新しい価値を生み出すことはできません。そのため、創造性・独創性が必要なクリエイティブな仕事や、人間が表現するからこそ価値が生まれるエンタメ関連の仕事は、無くなる可能性が低いです。

AIを仕事に活用してDXを推進!TRYETINGの「UMWELT」を紹介

AIを自社の業務に活用して、社内のDX化を推進したいと考えている企業担当者様におすすめしたいのが、TRYETINGのノーコードAIクラウド「UMWELT」です。UMWELTには、業務効率化・自動化・データ分析に役立つAIアルゴリズムが多数搭載されています。これらをレゴブロックのように組み合わせることで、誰でもかんたんに自社にAIシステムを構築することが可能です。

まとめ

AIが発展することで、人間の仕事が代替されるといわれています。活用次第では生産性向上や労働力不足解消など、大きなメリットが見込めます。AIを一から構築するためには、AIに関する知見を持った人材を確保しなければならず、実装のハードルは高いです。TRYETINGの「UMWELT」であれば、プログラミング不要でAIシステムを即時導入可能です。この記事を機会に、ぜひサービスページをご一読ください。

参照文献

日本の労働人口の 49%が人工知能やロボット等で代替可能に~ 601 種の職業ごとに、コンピューター技術による代替確率を試算 ~|野村證券(2015)
https://www.nri.com/-/media/Corporate/jp/Files/PDF/news/newsrelease/cc/2015/151202_1.pdf

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