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COLUMN コラム

在庫管理

適正在庫の特徴と計算方法まとめ!保つためのポイントは?

適正在庫の維持は、無駄な在庫や発注を削減するため利益最大化に役立ちます。ただし適正在庫の考え方は業界や企業によって異なることも多く、社内においても販売、調達、製造など部門によって適正な在庫数に違いがあります。そのため、適正在庫の維持、管理にあたって何を参考にして管理すればいいのかと迷ってしまうこともあるでしょう。

そこで本記事では、在庫管理を適正に行いたいと考えている方向けに、適正在庫の基本的な意味や特徴、計算方法、保つためのポイントについて解説していきます。

▼更に在庫管理について詳しく知るには?
【保存版】在庫管理とは?取り組むメリットや具体的な方法を分かりやすく解説

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適正在庫とは?安全在庫との違いは?


適正在庫を保つと、欠品や過剰在庫の削減、利益の最大化などの効果があります。では、在庫管理に欠かせない適正在庫とは、具体的にどのようなものなのでしょうか。まずは適正在庫の基本的な意味と、安全在庫との違いについて解説します。

適正在庫は最小限の在庫のこと

適正在庫とは、欠品を出さない最小限の在庫数のことを意味します。在庫が過剰になると、保管効率、在庫回転率が低下し、企業の資金繰りに悪影響が起こります。逆に在庫不足が起こると、顧客からの注文があった時に商品出荷が出来ず、機会損失に繋がります。

在庫を適切に管理することによって在庫回転率に役立ち、利益を最大化することができるようになります。

適正在庫を意識するメリット

適正在庫を保つことで、欠品や過剰在庫を防げるようになります。さらに保管する在庫を減らし、保管スペースやコストの削減、資産である在庫の現金化を行うことで、キャッシュフローの悪化を防ぎ、安定した利益が得られるようになります。

安全在庫との違いは?

安全在庫とは、欠品を防ぐことを目的としており、需要やリードタイムに多少の変動があった時でも柔軟に対応できるよう備えておく量のことです。適切に計算、設定を行うことで利益を最大化できるようになりますが、失敗すれば過剰在庫を抱えることになります。過剰在庫を抱えないためにも、きちんと計算をして見直していく必要があります。

安全在庫の値は、欠品を防ぐため在庫の下限値になるのに対し、適正在庫の値は欠品防止とともに過剰在庫防止の役割があるため、在庫の下限値と合わせて上限値の設定を行います。

計算前に知っておきたい「リードタイム」


実務的観点から適正在庫を計算する方法には、必要数から計算する方法とリードタイムから計算する方法があります。必要数からの計算は以下の通りです。

適正在庫数 = 一定期間の需要数+安全在庫数

しかし、この計算式を用いる場合は、一定期間にどれくらいの需要があるのかをデータとして蓄積しておく必要があるため、需要が安定した商材でない場合は予測が難しくなるなどのデメリットがあります。

そこで、実務的観点から適正在庫を計算するのであれば、リードタイムから計算するのがオススメです。なお、リードタイムにはそれぞれ種類があるため、目的に合わせて使い分ける必要があります。リードタイムの種類と、それぞれの意味について紹介していきます。

発注リードタイム

発注リードタイムとは、材料を発注してから、工場に納品されるまでにかかる日数のことを意味します。購買リードタイム、調達リードタイム、納入リードタイムと呼ばれることもあります。主に、加工や組み立ての無い業種(小売業・卸売業等)で用いられます。

製造リードタイム

製造リードタイムとは、生産に着手してから、生産完了までにかかる日数をあらわします。生産リードタイムと呼ばれることもあります。製造リードタイムは短くなるほど生産日数を短縮し、仕掛品や部品在庫の削減、納期短縮に役立ちます。

出荷リードタイム

出荷リードタイムとは、製品を出荷してから顧客に届くまでの日数を意味します。出荷リードタイムは、輸送手段によって大きく異なる特徴があります。たとえば、海外などの遠方であれば、船もしくは飛行機になりリードタイムが大きくかかってしまいます。発注リードタイムと同じく、加工や組み立ての無い業種(小売業・卸売業等)で用いられます。

適正在庫で使う計算式と計算方法


適正在庫は、計算式で算出することができます。適正在庫で使う計算式、計算方法について紹介していきます。

実務から見る基本的な計算方法

適正在庫は、以下の方法で算出します。

適正在庫=安全在庫+サイクル在庫

サイクル在庫とは、発注から次の発注までの間に消費される在庫量の半分をあらわします。たとえば、毎月1日に発注するならば、約15日間に消費される在庫量がサイクル在庫に該当します。安全在庫日数は、数ではなく日数ベースで考えることもあります。

経営から見る「在庫回転率」による計算方法

自社が適正在庫数を保てているかなど、適正在庫数が適正かを確認する方法を判断するために必要なのが、在庫回転率と在庫回転期間です。在庫回転率は、1年に在庫が入れ替わった回数を示す数値です。在庫回転期間は、倉庫資産が完全に入れ替わるまでに要した年数をあらわしています。

在庫回転率の数値が大きく、在庫回転期間の数値が小さいほど在庫が適正となります。在庫回転率と在庫回転期間は、それぞれ以下の式で算出できます。

回転率=年間売上高÷平均在庫高
回転期間=棚卸資産合計÷年間売上高

「交叉比率」での計算方法

適正在庫の金額を計算する方法のひとつに、交叉比率があります。交叉比率とは、その在庫がどれだけ儲かっているのかをみる指標を意味します。交叉比率の計算方法は以下の通りです。

交叉比率=在庫回転率×粗利益率

交叉比率は高ければ高いほど、効率が良い商品となります。「交叉比率÷粗利益率」から目標の回転率を算出し、さらに「目標売上÷回転率」の計算式によって、適正在庫金額を算出することも可能です。

適正在庫の計算をする際に気を付けるべきこと


適正在庫を計算して決める際には、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。適正在庫の計算をする際に、気をつけるポイントについて紹介していきます。

平均在庫は長いスパンで計算する

在庫は季節商品などの関係で、1年の間に変動する可能性が高いです。適正在庫を決めるときは1ヶ月や1シーズンなどの短い期間ではなく、最低でも1年間の在庫の変動を追跡した上で、平均在庫を求めてから決めることが大切です。

適正在庫の最適化を続ける

1度適正在庫の値を決めたのであれば、しばらくは運用して様子を見ていきましょう。もし運用してみて在庫過剰が起こる、または欠品が減らないのであれば、適正在庫の値が最適かどうかを改めて確認する必要があります。

また運用に特別な問題ない場合であっても、1年後も同じ値でよいとは限りません。運用途中に、会社の方針転換であるカテゴリ商品の取り扱いが減るというケースも十分考えられるので、定期的な最適化を行う必要があります。

適正在庫を保つためのポイント


適正在庫数を維持していくには、どのような工夫が必要なのでしょうか。適正在庫を保つためのポイントについて、それぞれ紹介していきます。

全社視点で適正在庫を考える

適正在庫に対する考え方が部門ごとに異なると、適正在庫を維持できなくなる可能性があります。まずは企業全体で適正在庫のあり方に対する目標を決定して、各部門に共有します。各部門を横断して目標を共有し、適正在庫を維持できるよう管理していきます。

適正在庫のあり方最終目標さえ決まれば、それに向かって各部門が行動できるようになるため、適正在庫が維持しやすくなるでしょう。

発注点の管理をする

適正在庫の数が決まっていないと、発注点が曖昧になる可能性が高くなります。発注点とは、「これ以上製品が減ったら追加生産する」という基準の在庫量です。発注点が曖昧になると適正在庫も安定しなくなる可能性が高いので、適正在庫の値を決めるのと同時に、発注点の見直しや管理を徹底することが大切です。適正在庫の数量が決まったら、それを踏まえた上で発注点を決め直しましょう。

また、発注方式には大きく分けて定期発注方式、定量発注方式の2通りがあります。定期発注方式は、毎月1日に発注といったように定期的に発注する方式です。発注時期が在庫量に左右されないものの、発注量をその都度決めなくてはならず手間がかかるなどのデメリットがあります。主に、発注の度に需要をしっかり予測したい重要商品に対して用いられる方式となります。

定量発注方式とは、発注点を在庫量が下回ったときに発注する方式で、発注時期が左右する一方、発注量は一定になるのがメリットです。用途と目的に合わせ、定期発注と定量発注を使い分けることも適正在庫の維持には重要です。

調達や製造のリードタイムを短縮する

適正在庫数を維持するためには、製造リードタイムの短縮が重要になります。部品などの調達に要する時間である調達リードタイム、製造リードタイムが長くなると顧客を待たせる期間が長くなる、または過剰在庫が出るといった問題が起こりやすくなります。適正在庫数の維持には、調達リードタイムや製造リードタイムをできる限り短くすることが大切です。

製造リードタイム短縮させることにより、発注から出荷までの無駄な時間を省き、抱える在庫の量を減らすことが可能となります。ただし、調達リードタイムや物流リードタイムは他社の手を介するため、自社の工夫だけで短縮を行うのは難しいという問題もあります。まずは、自社でコントロールしやすい製造リードタイムの短縮から試してみるといいでしょう。

需要の予測をしておく

商品を発注する際には、必要量を予測する必要があるため、発注商品の需要予測が欠かせません。統計データや市場の動向をチェックしたり、クライアントに直接聞いたりといった方法で、適切な量を発注できるように需要予測を行いましょう。統計データから推測する場合は、前年の同じ時期の需要、過去数か月間の販売数の平均値などを参考にすると良いでしょう。

手軽で適切な在庫管理ならUMWELT!

適正在庫は、定期的に最適化の見直しを続ける必要があり、手間と時間がかかります。手軽に適正在庫の維持を実現したいと考えているならば、在庫管理システムの導入も検討してみると良いでしょう。在庫管理システムを導入することにより、在庫が入荷されてから出荷されるまでの位置情報、入出荷日時・賞味期限といった在庫情報を適切に管理できます。

しかし、在庫管理システムの導入には、ネットワークやプログラミング、システムを管理できる知識や技能が求められます。そこでネットワークやプログラミングの知識がなくても在庫管理システムを利用したいと考えている方にオススメなのが、TRYETINGが提供するノーコードツール「UMWELT」というサービスです。

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UMWELTは、ネットワークやプログラミングの知識がない方でも、簡単に在庫管理システムの導入、構築、作業、管理が行えます。さらに導入後はコンサルサポートも利用できるため、困った時も安心です。

まとめ

適正在庫を維持することで欠品を出さない最小限の在庫数を保つことができるようになり、企業の利益を最大化することができるようになります。さらに在庫管理システムを導入することにより、在庫の入出荷情報を活用した上で在庫分析を行い、適正な在庫数を確保できるようになります。人の手による需要予測をする手間が省けるようになり、業務効率化に繋がります。

TRYETINGがサービスを提供しているUMWELTであれば、自社に合った機能をレゴブロックのように組み合わせるだけで最適な需要予測が可能なため、手軽に在庫管理システムを導入できます。また、UMWELTのシステムは一連のデータハンドリングからAIモデリングまでひと続きに実現できるRPAを搭載しており、Excelファイルからデータを抽出し一元化することも可能です。

操作方法はドラッグ、ドロップのみで行えるようにシステムが構築されているため、AI、プログラム言語などの難しい専門知識は必要ありません。さらにUMWELTの料金は業界最低水準、月額定額制なので、コスト面も安心です。UMWELTで在庫管理システム構築や需要予測を行い、在庫を適切に管理して収益の最大化を図りましょう。

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