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COLUMN コラム

AI(人工知能)

【2022年版】AIの最新技術と活用事例|AIを取り巻く各業界の現状

第3次AIブームと言われる今、AIを用いた様々な技術や製品が企業・研究機関で創出されています。常にトレンドが移り変わるAI市場の技術トレンドを追うことは時間とコストを要します。この記事では、ビジネス現場でのAI導入を検討している企業担当者様の情報収集の一助となるよう、AIを取り巻く現状とAI技術の活用事例についてご紹介します。

▼更にAIについて詳しく知るには?
AI(人工知能)とは?導入するメリットと活用例やおすすめのツールを紹介

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AIの市場は年平均18.7%で成長している

2020~2025年度におけるAI主要8市場のCAGR(Compound Annual Growth Rate:年平均成長率)は18.7%で、2025年度には1,200億円に達するとITR(アイ・ティー・アール)は予測しています。中でも2020年度に最も高い売上金額最も記録したのが機械学習プラットフォーム市場で、前年度比44.0%増でした。参入ベンダーが増加し低価格化が進行している市場背景があり、今後も成長する導入分野と予想されています。

人手不足の日本でAIの活用は不可欠

超高齢化社会といわれる日本で、今後ますます人手不足が深刻化していくことは避けられません。その一方、労働者のAIへの理解や取り組みが世界各国に比べて遅れており、今後は企業の意識改革や新たなスキル教育が必要になるといわれています。

AIの最新技術と、各業界での導入事例

AI技術は農業や水産といった第1次産業から、サービス業といった第3次産業までさまざまな領域にわたって導入事例があります。ここでは、各領域にどのような形で導入されているのかについて解説していきます。

1.製造業

製造業においては、不良品検品や在庫数の最適化といった技術が実用化されつつあります。

不良品検品に関しては、現在、食品・機器メーカーを中心に、さまざまな企業の工場で、良品・不良品を見分ける画像処理技術が活用されています。ロボットアームと連動させることで、自動で不良品を取り除くことも可能です。これにより、人件費のコストが削減でき、負担の大きい検品作業を24時間行うことができます。

例えば、キユーピー株式会社では、ベビーフードの原料になるダイスポテトの原料検査装置にAIが活用されており、変色などの「不良品」を見つけ、選り分けるシステムが構築されています。

在庫数最適化については、北米の大手製造メーカーで、AIソフトウエア・プロバイダーC3.ai, Inc.のAIを導入し、在庫数を最適化することで在庫の抱え込みコストを28~52%削減しました。複雑な工業用製品を生産しているこのメーカーでは、製造オーダー、製品構成、部品表、再注文パラメーターの履歴などのデータを学習させることで、在庫数を自動的に最適化できるアルゴリズムを構築。結果として、年間で1~2億ドルのコスト削減につながりました。

2.農業

耕うん爪や農業機械を地元の農家に販売している酒井農機商会は、2018年3月ごろからドローンを活用した農薬散布を事業化し「アグリドローンサービス」として提供しています。

導入したのはXAIRCRAFT JAPANが提供する「P20」というドローンで、画像認識を行うAIを搭載し、害虫を特定すると舞い降りて農薬を吹きかけることが可能です。必要最低限の農薬を使用するため、農作業の負担軽減や、品質の向上、コスト削減などにつながっています。

3.水産業

養殖業に特化したテクノロジーベンチャー「ウミトロン」は、スマホやパソコンから餌やりができる餌やり装置「UMITRON CELL」を開発しました。さらに同社は、UMITRON FAIと名付けられた魚群行動解析システムも開発しました。UMITRON FAIは、機械学習で魚が餌を食べる状況をリアルタイムで評価するAIで、画像解析によって魚の食欲を自動で判定できるシステムです。

魚の食欲は、水温・塩分濃度・気象条件・風向・二酸化炭素量などさまざまな環境要素によって変化します。通常は漁師が勘で給餌をするため、どうしても食べ残しや餌不足が発生してしまいます。
UMITRON CELLとUMITRON FAIを使うと、魚の食欲をデータ分析してくれるため、適切な分量の給餌を誰でも手軽に行うことが可能になりました。

また、株式会社オーシャンアイズでは、養殖場や定置網漁、自治体・水産試験場などのニーズに合わせてカスタマイズした海況予測を提供する「SEAoME(しおめ)」を開発しています。

「SEAoME(しおめ)」は、海洋数値モデルを使った沿岸から外洋までのシームレスな海洋環境情報 (現況解析と予測) を、顧客のニーズに合わせてカスタマイズして提供するサービスです。同サービスで活用が期待できるのは、養殖設備や定置網に大きな被害をもたらす急潮・赤潮や急激な海水温変化の予測による被害防止などです。

4.金融業

クレジットカード会社をはじめとした金融分野でも、AIの導入が進んでいます。

Visa Inc.は、AIを使ったクレジットカードの不正監視システムで、推定で年間250億ドル(約2兆7100億円)の被害を防げたとする解析結果を発表しました。

AIによる不正検知では、発見できる不正が多いだけでなく、自ら学習し精度や対応力が増していくメリットもあります。

日経平均AI予測GROWNでは、AIを活用し、翌月の日経株価を予想することができます。GROWNは、過去30年間7,000日以上の日経平均チャート分析を行い、パターン認識した結果から、翌月の日経株価の予想を算出します。公式サイトによれば、過去約4年の中で、上昇・下落予想が当たる、もしくは予想株価へ到達した確率は「75%」以上だそうです。

5.不動産業

株式会社フューチャープロパティが運営する「AI move」というアプリはAIがその人にあった最適な住まいを提案してくれます。築年数やエリア、間取りなどユーザーの好みをAIが学習し、最も好みに近いと思われる物件から提案してくれるため、部屋探しの手間を大幅に削減できます。また、契約までアプリ内で簡潔に済ませることができるのもAI moveのメリットです。

株式会社不動産研究所が運営する「BRaiN」は、マンションディベロッパーの土地取得をサポートする推定土地価格算出システムです。土地を取得する際の価格査定において、担当者間の相場感の差や相場の不明瞭さという課題を解決できます。購入したい土地の位置を入力すると、不動産の供給データからAIが価格を推定。周辺の不動産やエリアの情報などを盛り込んだ報告書を作ることができます。

6.小売業

回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローはAIを生かして1分後と15分後の需要を予測しています。各店舗から集まった売上状況のデータを数億件蓄積し、店舗の混み具合や客の着席時間なども考慮することで高い精度を実現しています。以前は全てExcelで分析していましたが、AIを導入することでビッグデータをよりフレキシブルに分析できるようになり、食品廃棄量の削減やマーケティング、商品開発に貢献しています。

高輪ゲートウェイ駅には無人レジコンビニの「TOUCH TO GO(TTG)」があります。店舗には、無数のカメラが設置されており、映像をAIが認識するため、盗難のリスクをなくします。決済時は、来店客がモニターの前に行けば商品を自動でスキャンしてくれるので、あとはお金を払って店を出るだけです。品出しには人手が必要ですが、レジを無人にすることで人件費を大きく削減しています。

7.医療

理科学研究所と国立がん研究センターの共同チームは、AI画像認識で高精度での早期胃がんの検出に成功しています。早期の胃がんは形状が多様であり、専門家でも認識が難しい現状がありました。ところが、ディープラーニングを活用した画像認識技術を用いることで、陽性的中率93.4%、陰性的中率83.6%の高精度の掲出法を確立しました。アメリカのAeolus Robotics社は、AIを搭載した自律型ヒューマン支援ロボット「アイオロス・ロボット」を開発しました。

日本にも導入されているアイオロス・ロボットは、介護現場において、物体検知能力による入居者の認識や、生体信号検知機能による発作や転倒を検知した見守りなどで活用されています。また、Amazon AlexaやGoogleアシスタントとも連携できるため、ロボットへの指示は音声で入力できます。

8.建設業

建設コンサルタント業務を手がける八千代エンジニヤリングは、河川の護岸の維持管理にAIを活用し、損傷などの点検を効率化するシステムを構築しました。これまでは、人間による目視で劣化状況を調査していましたが、点検や改善には熟練の技術が必要となるため、多くの手間とコストがかかっていました。しかし、同システムを導入した場合、現場での対応工数は1/5に削減され、技術者による目視点検と遜色ない精度で点検を行うことが可能です。

川崎地質株式会社は、路面陥没を起こす危険性が高い空洞をディープラーニングによって自動検知する仕組みを開発しました。地中レーダー探査装置で収集した膨大な画像データを、AIによって解析することで、道路陥没の原因となる地下空洞を専門技術者より早く的確に発見できます。空洞の判定時間は目視で行う場合の1/10に短縮できるそうです。

9.サービス業

アメリカのPicnic(ピクニック)社は、1時間に300枚ものピザを作れるAIピザ製造機を開発しました。ピザ生地の直径を計測し、画像処理アルゴリズムを使って最適な配置で具材のトッピングをします。

品質のばらつきのないピザを大量にカスタマイズしながら製造できるようになり、ソースや野菜がこぼれることによる食品ロスも最小限に抑えられるため、効率的に無駄なくピザを作ることができます。

AIの最新技術の情報を集める方法

ここで説明した最新技術以外にも、AIには様々な技術が存在します。そのため、導入に際しては様々な技術や導入事例を敏感にキャッチし、自社のために最適な方法を見つける必要があります。

1.AI関連のイベント

AI関連のイベントは各地で多数開催されています。例えば、AI・人工知能EXPOやAI・業務自動化展などは、全国から数百のAI関連企業が集まるビッグイベントです。イベントでは各企業が自社を社会にアピールするために、最新のサービスや製品を展示します。AIに関する最新の技術やその活用方法に関して、一通り把握することができるので、AI業界の最新情報を仕入れるには非常に有効です。

2.インターネット

AI専門メディアを見ることで、AI業界の情報を日々把握することができます。ニュース記事やまとめ記事、取材記事など様々なコンテンツが充実している点が特徴です。また、手軽に閲覧でき、通勤時間や休憩中などちょっとした隙間時間に情報を集めるのには最適です。

3.本や雑誌

意識して本や雑誌から情報を取り入れることも大事です。変化の早いAI業界の動向についていくためには、常に業界にアンテナを張っておく必要があります。イベントへ足を運んだり、ネット記事などの情報を収集するだけでなく、最新情報が掲載されている雑誌や、書店に売られている本など体系化された知識からも、常に学び続ける姿勢が求められます。最新のAI事情を知っているだけで、社内の課題や問題に対する解決策の幅が圧倒的に広くなるので、これは大きな利点と言えるでしょう。

最新のAIを活用したいのであればTRYETINGの「UMWELT」がおすすめ

各企業で最新のAIを活用しようと、様々な技術開発及び施策を行ってきています。しかし、どのようにAIを導入すべきか分からないという課題を抱えている企業も多く存在します。

AI導入に課題を感じている方におすすめするのが、TRYETINGの「UMWELT(ウムベルト)」です。ノーコードDXツールのUMWELTは、多種多様なアルゴリズムを搭載し、自由に組み合わせて、既存のシステムを活かしながら、AIを扱うエンジニアがいなくても分析や自動化が簡単に実現可能です。AIの導入にハードルを感じている企業にも簡単に導入可能なサービスとなっています。

まとめ

今回はAIを取り巻く現状と活用事例について解説しました。

まさに今、様々な業界・企業でAIを導入しようする気運が高まっています。自社に取り入れるため、その導入方法を模索している企業も多いのではないでしょうか。しかし、自社のエンジニアだけでAI開発を行うのは時間的にも費用的にも大きなコストがかかることが課題となるでしょう。そこで、誰でも自由にAIの導入を実現できるTRYETINGの「UMWELT(ウムベルト)」の活用を考えてみてはいかがでしょうか。

参考文献

ITR Market View:AI市場2021|ITR
https://www.itr.co.jp/report/marketview/M21001600.html

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