sidebar-bannar-case9005

NEWS

【多治見市さま|陶磁器産業向け】AI活用講座を実施しました

【多治見市さま|陶磁器産業向け】AI活用講座を実施しました

当社では、企業・自治体・団体の皆さまを対象に、AIへの理解と実務での活用を支援する出張AI講座・研修を提供しています。

その取り組みの一環として、多治見市さま主催、公益財団法人岐阜県産業経済振興センターさま共催のもと、多治見市の陶磁器関連事業者の皆さまを対象とした出張AI講座を実施しました。

■ 今回の研修の背景

陶磁器産業では、後継者不足や人手不足が進むなか、少人数で製造から検品、出荷、販売まで幅広い業務を担う事業者も少なくありません。工程ごとの専門分業が難しくなり、経験や判断基準を次の世代へ引き継ぐことも課題となっています。

また、ものづくりの現場では、製造工程そのものに加えて、問い合わせ対応、納期調整、見積前の確認、現場メモの共有、過去資料の検索、販売予測といった周辺業務にも多くの時間がかかります。

今回の講座では、AIは職人技や現場判断を置き換えるものではなく、判断前の整理・下書き・検索を支援する道具であるという考え方を軸に、陶磁器産業の業務に即したAI活用の可能性をご紹介しました。

いきなり高度な自動化を目指すのではなく、負荷が大きく、一定の型があり、人が最後に確認できる業務から小さく始めることを重視しました。

■ 研修内容の概要

本講座では、AIと生成AIの基礎から、陶磁器産業における具体的な活用イメージまでを、事例やデモンストレーションを交えながらお伝えしました。

1. AI・生成AIの基礎と得意な業務

はじめに、AIと生成AIの特徴を整理し、生成AIが得意とする領域について解説しました。

AIが自動的に正解を決めるのではなく、人が判断のために必要な情報を整理し、たたき台を作る補助者として活用する考え方を共有しました。

2. 陶磁器産業におけるAI活用の全体像

続いて、陶磁器産業におけるAI活用の領域を、生産計画、工程管理、事務業務、ナレッジ検索の4つに分けてご紹介しました。

需要予測や生産計画、工程の最適化といった発展的な活用に加え、問い合わせ対応や議事録・報告書の作成、作業上の注意点の共有、過去の見積もりや仕様書の検索など、比較的すぐに試しやすい業務も取り上げました。

3. 陶磁器産業における生成AI活用案

活用案①|問い合わせ対応の確認事項と返信案を整理

実務を想定した例として、取引先から「前回と同じ仕様の商品を、指定された期日までに納品できるか」と問い合わせを受けた場面を取り上げました。

AIを使って、問い合わせ文から確定している情報と確認が必要な情報を分け、顧客向け返信のたたき台を作成する流れをご紹介しました。

活用案②|現場メモを共有しやすい文書へ変換

現場で書かれた断片的なメモや口頭で共有された情報を、社内で活用しやすい文書へ整理する例もご紹介しました。

焼成後の検品で見つかった事象を題材に、発生した内容、影響範囲、原因の候補、次回の確認事項、営業担当への共有事項などに分けて整理し、製造・検品・営業の間で情報を共有しやすくする流れをご覧いただきました。

活用案③|過去資料の検索と類似事例の比較

過去の注文、見積書、仕様、納期、注意点などを探し、案件に近い事例を比較する活用方法もお伝えしました。

担当者の記憶や手作業でのファイル検索に頼るのではなく、AIに候補を挙げさせ、類似点と相違点を整理させることで、判断材料を効率よく集められます。

4. 販売予測・在庫削減への応用

身近な生成AI活用から一歩進んだ例として、陶磁器産業における販売予測や在庫削減の可能性もご紹介しました。

品目数が多く、販売先や季節、催事などによって需要が変動する場合でも、過去の実績データを活用することで、需要の見通しや適正在庫の検討を支援できます。まずは問い合わせ対応や文書作成、資料検索などから小さく始め、その先に需要予測や生産計画の最適化といった活用があることをお伝えしました。

5. 安全に活用するためのルールづくり

AIを業務で安心して使うためには、入力してよい情報と入力しない情報をあらかじめ決めることが欠かせません。

顧客情報、価格情報、図面、契約情報などの取り扱いを社内で整理するとともに、顧客へ送る文章、金額、納期、品質に関わる内容は、必ず人が確認する必要があります。

あわせて、ルール作りや活用のための土台作りについてもご説明しました。

■ 当日の様子

講座は、多治見市産業文化センターにて、陶磁器関連事業者の皆さまを対象に実施しました。

参加者の皆さまに、ご自身の業務で繰り返し発生している作業や、情報共有・検索に時間がかかっている場面を思い浮かべていただきながら、具体例を中心に進行しました。

■ メディア掲載

本講座の様子は、中部経済新聞にも掲載されました。講座当日の様子や、陶磁器産業におけるAI活用の取り組みが紹介されています。

「陶磁器産業のAI活用提案 名大発ベンチャーのトライエッティング 多治見市で講座」(中部経済新聞)

■ まとめ

今回は、多治見市さま主催、公益財団法人岐阜県産業経済振興センターさま共催により、多治見市の陶磁器関連事業者の皆さまを対象としたAI活用講座を実施しました。

AIは、陶磁器づくりの経験や職人技を置き換えるものではありません。一方で、問い合わせへの回答案作成、現場メモの文書化、過去資料の検索、販売予測など、人が判断する前の準備や周辺業務を軽くする道具として活用できます。

当社では、企業・自治体・団体の皆さまの状況や課題に応じて、内容をセミカスタマイズできる出張AI講座・研修(有料)を提供しています。

AIの基礎を学ぶだけでなく、実際の業務を想定したデモンストレーションやハンズオンを通じて、今後の検討や取り組みを進めるためのヒントやきっかけをお届けします。

「自社・自組織に合ったAI活用を検討したい」「まずは身近な業務で試してみたい」という皆さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。

■ 出張AI講座・研修について

当社の講師が貴社・貴自治体・貴団体に伺い、AI活用について、わかりやすくお伝えする出張型の講座です。

そもそも「AI」「機械学習」とは?
業界での成功事例は?
職種ごとのAI活用はどうすべき?
セキュリティ・情報漏えいは大丈夫?

といった疑問に、例やデモを交えて解説します。

■ 講座・研修の特徴

私たちの出張講座は、決まりきった内容をお伝えするだけの座学ではありません。

皆様が抱える個別の課題や業界の特性に合わせ、内容を可能な範囲で相談の
上、カスタマイズも可能です。

講座のゴールは、参加された皆様が「なるほど、自社のあの業務にこう活かせる
のか!」と具体的なイメージを掴み、明日からの行動計画を立てられるようになる
こと。そのための、実践的なヒントを凝縮してお届けします。

■ こんな方におすすめです

社内で「生成AI研修」を実施したい人事・教育担当の方
DX推進の一環として、まずは「AIの入口」を整理したいご担当者さま
とにかく一度、専門家の話を聞いてみたい方

■ 費用

お見積もりにて(5万円から)

■ お申し込み

お申し込みフォーム

■ お問い合わせ

お問合せフォーム|株式会社トライエッティング

■ トライエッティングとは

需要予測・来客予測・売上予測・勤務シフト作成などの知能業務の自動化を実現する、名古屋大学発ベンチャー企業です。プログラミング不要でかんたんに分析や自動化ができるノーコード予測AI「UMWELT」を開発・提供し、需要予測や在庫管理、生産計画最適化など業務の効率化をサポート。また、シフト表の作成をはじめスタッフとの複雑なシフト調整も瞬時に解決できるシフト自動作成AI「HRBEST」を開発・提供しています。メーカー・卸売・レンタル・小売などのサプライチェーンでの予測・予定業務の自動化で、お客様のコスト削減と効率性向上の両立に貢献します。

https://www.tryeting.jp/umwelt/

https://www.tryeting.jp/hrbest/

WRITING BY

TRYETING

公式

TRYETING公式です。
お知らせやIR情報などを発信します。