【セロリー様】UMWELT活用事例|生産計画策定の作業時間が10分の1に短縮
- INDUSTRY 産業
- 製造業
- LAUNCH 公開
- 2025.06
- TYPE 技術
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- 在庫管理
- 需要予測

problem クライアントの課題
【導入の背景】生産計画の精度向上や工数削減を目指して
女性オフィスユニフォームやサービス・介護ユニフォームの企画・製造・販売を手がけるセロリーでは、営業担当者が販売計画を立て、それを基に生産計画を策定していました。
年に2〜3回、商品ごとに半年先から1年先まで予測を出していましたが、
・予測の精度に課題
・作業工数が多く、効率化に余地
・営業側は在庫確保を、生産側は在庫削減を求めるなど、部門間の調整も必要
といった複数の課題を抱えていました。
こうした背景から、AIによる需要予測の導入を検討していたところ、ノーコードで高精度な予測が可能なトライエッティングの「UMWELT」を知り、今回の導入に至りました。
solution TRYETINGの解決策
【導入の決め手】工数削減と手厚いサポート体制
■作業工数が10分の1に削減
これまで、営業側のデータと生産側のデータを集約するためにそれぞれ1〜2日かかり、その後予測・生産計画の策定を行っていました。「UMWELT」を導入することでそれらの作業時間を10分の1に短縮できるようになりました。
■使い勝手の良さと手厚いフォロー体制
1年先など長期間の予測も可能で、過去の予測と実際の値を検証できることなども魅力的でした。また、データ分析の専門家であるカスタマーサクセスによるフォローも手厚く、レスポンス早く対応してもらえ、これから先長く使い続けていくことを考えた時に期待ができると感じました。
■部門間の調整・生産計画の平準化に効果
これまでは、営業側・生産側で欲しい在庫数・必要数を揃えたり、担当者が個人の知見を元に予測を行ったりする過程で、予測結果・生産計画にばらつきが生じていました。「UMWELT」導入後は、「まずUMWELTで予測を出した後、営業チームの希望や意見と合わせて最終調整する」というように、営業側・生産側の意思統一もスムーズになりました。

属人化の解消と業務効率化を実現、今後は業務フローへの組み込みを本格化(セロリー株式会社 営業部 販売管理マネージャー 藤井 隆幸様)

「UMWELT」の導入で、これまで以上にデータを読み解けるようになり、過去の実績との推移と合わせて、より説得力を持って予測や計画策定が行えるようになりました。担当者の違いによる生産計画のばらつきも統一でき、工数も10分の1になるなど、当初の課題を解決できました。
現在は定番品をメインに予測を行っていますが、今後は生産計画が特殊な別注品(特定のお客様だけの商品)の予測にも活用できたらと考えています。
将来的には、「UMWELT」を業務フローへ組み込みを進め、必要な資材数の予測など複数部署での活用や、素材の特性などを加味した新商品の予測などを進めていけたらと考えています。
product 活用したプロダクト
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UMWELT ウムベルト
UMWELTは、プログラミング不要でかんたんに分析や自動化ができる「ノーコードDXツール」です。多種多様なアルゴリズムを搭載し、自由に組み合わせることで「どんなデータでも」「簡単に」「高度な」アルゴリズムを構築することが可能です。企業ごとに異なるデータフォーマットをUMWELTが「標準化」することであなたの会社だけの活用方法を「安価かつ高速に」作り出すことができます。